基本的にてんかんは小児に多い症状ですが、その小児に対して処方されるのが、このカルバマゼピンになります。抗てんかん薬だけではなく、躁病の症状を抑える目的でも使用される事があります。

MRI等でてんかんと診断された時のカルバマゼピン

てんかんは脳の慢性的疾患で世代を問わず、誰でもなる可能性がある病気です。てんかんは特発性のもの、症候性のもの、潜因性のものに大きくわかれますが、てんかんの中で多いのは症候性のものです。
てんかんと判断するには発作が繰り返し起こっているかなどの聞き取りの他に、CTやMRIといった脳の中を見る画像検査、脳に電極をはって脳の電気信号を抽出する脳波検査、血液中のカルシウムやナトリウムがどのくらい含まれているか等調べる血液検査を行います。MRI検査では血管が圧迫しているかどうかに関してもわかるのでよりどういったことが原因で起きているのかがわかります。MRIによって病巣が見つかった場合は発作が繰り返す可能性もあるので、薬物による治療を開始します。
てんかんの治療は主に薬を長期にわたって飲む方法と、薬の効き目が感じられない場合に行う外科的治療に代表される手術があります。抗てんかん薬の種類は数多くありますが、その中のひとつカルバマゼピンは小児に使われることが多いです。カルバマゼピンは三叉神経痛の治療の他躁状態を改善する働きがあり、テグレトール等の商品名となっています。カルバマゼピンは即効性はなく、通常効き目を感じるまで1週間から数週間感じます。
小児のてんかんの場合、発作時に運動や精神面で障害がでることがあります。情緒不安定にもカルバマゼピンは効果があります。副作用としてはめまい、日光に過敏になり皮膚が赤くなる、発疹、眠気、頭痛、吐き気、注意力の低下などがあります。このような症状が出た場合は処方してくれた医者に診てもらうようにします。
てんかんの薬物による治療は薬の種類はなにか、薬の血中濃度はどのくらいか、飲む期間はいつか、ということに注目し、飲み忘れがないように気をつけます。