基本的にてんかんは小児に多い症状ですが、その小児に対して処方されるのが、このカルバマゼピンになります。抗てんかん薬だけではなく、躁病の症状を抑える目的でも使用される事があります。

カルバマゼピンが有効な神経疾患と検査

カルバマゼピンは抗てんかん薬として有名です。しかし、実際には神経疾患に有効に作用される事が知られています。
神経疾患の種類としては三叉神経痛や躁鬱症状の緩和もしくは部分的な痙攣を抑える効果があげられます。
主に神経線維に傷が出来る事による脳神経の異常な興奮から起こる痛みや電気信号を抑える事を目的として使用するので治療薬ではなく抑制剤の一種となります。
カルバマゼピンの服用を継続している間は発作が起こりにくくなっているので、服用を勝手に中止する事により症状が再発する事にもつながります。カルバマゼピンを服用している人は医師の指示なしに服用の中止をしてはいけません。
神経疾患を特定するにあたってはまず血液検査を行い肝臓や腎臓の機能を調べる必要があります。また痙攣などを引き起こす可能性がある不整脈が無いかどうかの心電図検査を行います。不整脈が原因で、脳への血流が滞ると意識を無くしたり痙攣を起こす事があるからです。
この他では脳に直接的な損傷がないかどうかを調べる目的で脳のCT検査、より詳しく神経疾患の有無を調べる為にMRI検査を行います。CT検査では脳梗塞や脳出血、腫瘍の有無を調べる事が出来ます。
髄膜炎や脳炎が疑われた場合は脊髄穿刺と言って直接脊髄に針を刺し脳脊髄液のサンプルを取り調べます。
また、けいれん性の病気を調べる検査方法として最適なのが脳波検査です。脳の電気的活動を一定時間記録し異常な電気信号が出ていないかどうかを調べるものですが、痛みもなく安全な検査です。
痙攣は寝不足やストレスなどの心因性な原因で引き起こされる場合が多い為発作を誘発させる為18時間から24時間の断眠後に行われる場合があります。